川崎市でTBC埋め込み式洗濯水栓のハンドルが動かない修理

くらしのメンテナンスにご相談いただく水回りのトラブルで多いのが、
「洗濯機の壁の水栓のハンドルが動かない」という事例です。

埋め込み式の洗濯水栓には、
主にTBC製の「フラット」とSAN-EI製の「シンプレット」があるのですが、
今回は神奈川県川崎市のお客様からご相談いただきました、
TBC洗濯用水栓のハンドルが固まって動かなくなった修理事例をご紹介いたします。

また、TBCフラットのハンドルが固まって動かない原因と、
万が一トラブルが起こってしまったときにやってはいけないこと。
(※二次トラブルの可能性があります)も解説していますので、
ぜひ参考にしていただければ幸いです。

川崎市で発生。TBC洗濯用水栓のハンドルが固くて動かない。

はじめに川崎市にお住まいのお客様のご自宅で発生した、
埋め込み水栓のTBC「フラット」のハンドルが動かなくなってしまった、
トラブルの修理事例をご紹介いたします。

洗濯用埋め込み水栓のハンドルが動かない、水漏れがするなどのトラブルは、
くらしのメンテナンスにご相談いただくと内容としては珍しいものではありません。
築年数がある程度進んだマンション、戸建てのどちらでも起こりうる可能性があります。

今回、ご相談をいただいたお客様は60代のご夫婦です。
お住まいは30代の頃に購入された分譲マンションで、
お子様が独立されてからは夫婦2人でゆっくりと生活されているというお話でした。

ご夫婦は、長く使っていた古い洗濯機を家電量販店で買い替えて、
配達業者に取り付けをお願いしました。
新しい洗濯機がご自宅に届いて、入れ替えの為の作業を行っていた作業員から、
「洗濯水栓のハンドルが回らないため水を止められません。
 このままでは設置ができないので一度持ち帰りになりますが…」と言われてしまったとのこと。

ご自宅でのハンドルを回してみたところ、
確かに固まっていてびくともせず動かせない状態だったので、
すぐにインターネットで水道修理のお店をお調べになって、
くらしのメンテナンスにご相談いただきました。

こちらは作業の様子です。

埋め込み水栓パネルを取り外した状態で、壁内から蛇口が見えています。

お客様の洗濯機は養生クッションマットで丁寧に養生して、
保護しながら作業させていただいております。

ハンドルが固着して動かなくなった場合、
そのハンドルをどうにか動かそうとするのではなく、
部品を新品交換することで対応いたします。

その理由は、既に動かなくなっている商品を再利用すると…
再びトラブルが起こる可能性が非常に高いからです。
これから先の何十年と続く生活の安全を考えると、やはり新品交換が安心です。

今回のお客様もハンドルが動かないことにも驚かれていましたが、
それ以上にお住まいがマンションということで階下への漏水が起こらないか。
とても心配していました。

調査の結果、TBCフラットのハンドルが固着して動かなくなっていることと、
必要な部品を交換することでスムーズに動くようになること、
漏水の不安もなくなり安心できることをご説明させていただきました。

部品を交換して、ハンドルが動くことをお客様にご確認いただき、
無事にトラブル対応は終了となりました。

TBC「フラット」埋め込み水栓について

川崎市のお客様の洗濯用埋め込み水栓はTBC「フラット」でした。

蛇口が壁に埋め込まれているので、
背の高いドラム式洗濯機や乾燥機への干渉が少ないことから、
省スペース化が求められるマンションでよく採用されています。

ハンドルを捻ることで水を出す、止めるの操作が簡単にできるようになっていて…
機能性にも優れているので、本来は使いやすい埋め込み水栓なのですが、
ハンドルを長期間回さずに開けっぱなしにしてしまうと、
固着して動かない状態になることがあります。

TBC「フラット」のハンドルが動かなくなる原因は?

ハンドルが動かなくなる原因は、
埋め込み水栓内部の金属部品が固まっていることが多いです。

水栓内部には、水に含まれるカルキなどの成分や水垢が必ず付着します。
日頃からハンドルを回していれば固着は起こりにくいのですが、
長期間ハンドルを回さない状態にしてしまうと固着の原因となる成分が、
金属部品にこびりついてしまい、動かなくなってしまうのです。

TBCのハンドルが動かないときにやってはいけないこと

TBCフラットのハンドルが動かない状況になった場合に、
やってはいけないことは2つあります。

TBCフラットのハンドルを無理やり動かすこと

固着しているTBCフラットのハンドルを無理やり動かすと、
内部が破損して水漏れしてしまう可能性が非常に高いです。

今回の川崎市のお客様は大変賢明で、
ご自身の力では固くて回せないとご判断なさった時点で、
無理せずくらしのメンテナンスにご相談いただきました。

そのおかげで部品破損による漏水などの二次トラブルを招くことなく、
埋め込み水栓の部品交換だけで対応することができました。

怖い事をお伝えするようですが、洗濯用埋め込み水栓からの漏水は…
壁の中で発生することがあるため、発見が遅れることが実際にあります。
マンションで漏水が発生すると、ご自宅の壁や床が濡れてしまうだけでなく、
階下に迷惑をかけることになってしまいます。

ペンチなど道具を使うこと

TBCフラットのハンドルが動かないときに、
道具を使って動かそうと試すこともおやめください。
ハンドルが外れるようになっていて、やろうと思えば外してペンチなどで回すことができます。

しかし、固着しているハンドルのすぐ向こうには、
蛇口まで水が来ていることを忘れてはいけません。
ペンチなどで無理やり回してしまうと、
ハンドルが破損したり埋め込まれている部品が壊れて…
水が起こるリスクが非常に高くなります。

水漏れが発生してしまうと元栓から止めておかなければならないこともあります。
そうなると当然ながら水が使えないのでとても不便です。

TBC埋め込み式洗濯水栓のハンドルが動かないときはプロにご相談ください

通常、洗濯機を交換するときには、
TBCフラットのハンドルを回して止水してから…
古い洗濯機に取り付けてある給水ホースを外します。

そのため、洗濯機を交換するタイミングで、
ハンドルが動かないことに気が付いて、慌ててご相談いただくケースは多いです。

洗濯機の交換で止水する目的は水漏れを防ぐためですので、
ハンドルが動かない給水ホースを外すことはできません。
給水ホースが外せないと今回の川崎市のお客様のように洗濯機交換ができず…
持ち帰りとなってしまうこともあります。

なんとかその場で解決して、新しい洗濯機を設置したいというお気持ちは、
とってもよくわかるのですが、しかし…
埋め込み水栓が動かないからといって自己流で修理するのは本当に危険です。

固着している水栓は部品そのものが故障していると考えられるため、
「回すことができれば解決する」ということではありません。

無理やり動かしてしまうと部品が破損してしまし、
壁の中で漏水が発生するリスクが高いのです。

TBC製のハンドルが動かないことに気が付いた時には、
埋め込み水栓の修理実績が豊富な、くらしのメンテナンスにご相談ください。

当社は川崎市に拠点を置く水道局指定の水道工事業者で、
可能な限り即日対応しております。

故障している部品や、トラブル部分のお写真をお送りいただくことで、
概算のお見積りをお送りすることも可能ですので、
お困りの際には、ぜひお気軽にお声がけいただければと思います!

ご相談・お申し込み

フリーコール:
0120-485-410

メールフォームURL:
https://suidogyosha.jp/contact/

営業時間
9:00 ~ 18:00 (土日祝も営業)

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この記事を書いた人

給水装置工事主任技術者(歴16年)
これまでに"15,000件"の案件を担当。